第2回中国智造大賞(Design Intelligence Award)
2017最終審査会
渉外委員会担当 御園秀一
中国DIAは中国美術学院主催、浙江省政府後援で昨年発足した新しいデザイン賞で、デザインの産業化への橋渡し、そして多額の賞金が特徴です。JIDAはその協力団体として、優れた作品の推薦を行っています。
第2回目は世界46カ国・地域からの約 2700点の中からTop22点が5月7日に杭州市の中国美術学院で開催されたファイナル審査会に進出、日本からは5作品のデザイナー達が満員の会場でのプレゼンテーションでしのぎを削りました。
JIDA推薦作品からはtop10(20万元)に”Ontenna”で本多達也氏が入賞、top22(10万元)には”NOD”の北川大輔氏、”Cussionsan Leaves”の佐野正氏、”Archelis”の西村拓紀氏の3名が見事入賞されました。
2018年度のエントリー受付は9月頃から開始されます。応募は無料ですが、製品化2年以内、または製品化可能なプロトタイプがあることが必要です。詳しくは後日JIDAからご案内します。ご興味のある方は事務局へお問い合わせ下さい。
中国dia2017シンポジウム-イベントのお知らせ
中国DIA(Design Intelligence Award)は中国美術学院主催、 浙江省政府後援で昨年発足した新しいデザイン賞で、JIDAは その協力団体として優れた作品の推薦を行っています。
第2回目となる今回は、世界46か国・地域から約2700点の応募 があり、Top22点が5月に杭州市の中国美術院でファイナル審査 会が開催されました。
最終審査会に残られた4組のデザイナーの皆さんにプレゼンテー ションを再現頂きます。また、DIA委員会委員長の宋建明教授を お迎えし、DIAの詳細をお話頂きます。
今回エントリーされた方は勿論のこと、次回エントリーをご検討の方に多数ご参加頂けると幸いです。
http://www.jida.or.jp/pdf/DIA2017-20170706
◆日時 2017年7月25日(火)18:30~20:30(開場 18:00)
◆会場 インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター
東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F
◆内容
・DIA説明 DIA委員会委員長・中国美術学院教授 宋建明氏
浙江省経済和信息化委員会 副主任 馬錦躍氏
・現地プレゼンテーション再現
高見逸平、北川大輔、佐野正、西村拓紀
・DIAテーマの課題と対策:講師全員に加え日本人審査委員に
よる座談会 青木史郎(日本デザイン振興会)
渡辺誠(千葉大学・JIDA正会員)
御園秀一(JIDA副理事長)
・次年度募集概要説明 御園秀一(JIDA副理事長)
・交流会 フリーディスカッション
◆参加費(交流会費含む)JIDA会員¥1,500 一般¥2,000
学生¥1,000
◆共催 (公財)日本デザイン振興会
◆申込 JIDA公式サイトの、この記事に申込方法が記載されています。
申込ページ>>
■執筆者
御園 秀一
公益社団法人日本インダストリアルデザイナー協会(JIDA)副理事長。
トヨタ自動車研究開発センター(中国)有限会社上海デザインセンター コンサルタント。
■執筆者略歴
トヨタ自動車株式会社デザイン本部副本部長、グローバルデザイン統括部長を経て、2004年株式会社テクノアートリサーチ代表取締役社長。
2012年から2014年6月同社顧問。
2009年から2016年千葉大学大学院工学研究科客員教授。
公益社団法人日本デザイン振興会グッドデザインフェロー。