関西ブロックの近況 | Industrial Design

関西ブロックの近況

JIDAサロン

中内淑文

タグ:関西ブロック    カテゴリー:JIDA

■ナレッジ・サロンの誕生

最近の関西ブロックの活動は、活発であると言えます。

昨年の公開イベントは、全委員会合計で20回近く、参加人数は550名になります。その原因の一つは、グランフロント大阪であると考えます。もちろん、他にもお世話になっている場所はいくつもある訳ですが、2013年4月に大阪の玄関口JR大阪駅の北に誕生したこの施設は、イベント運営に大きな福音をもたらしました。別にグランフロント大阪の宣伝をする積りは無いので、詳細はhttp://www.grandfront-osaka.jp/をご覧いただくとして、この中には、知的創造拠点を謳った「ナレッジ・サロン」があります。このサロンは年会費が必要ですが、会員であれば、いつでも会議室を無料で借りる事ができ、関西ブロックでは委員の数名が会員となっています。結果、以下の様な好条件が手に入ったのです。
 ・無料なので、収支の不安が限りなくゼロになる。
 ・無料なので、会場の仮押さえのハードルが低い。
 ・グランフロントのブランドイメージ、知名度を利用できる。
 ・大阪駅直結という、地の利があるので、集客に有利。  Responsive image  

 

■JIDAサロンの運営が楽に

私は、関西ブロックでJIDAサロンという「緩やかなセミナー&座談会」を運営しておりますので、その辺りの事を中心に書いていきます。
 昨年から今年にかけて、このナレッジサロンでJIDAサロンを4回行ない、200名近くの方の参加をいただきました。その際の告知・動員ですが、有難い事にほとんど、苦労をせずに毎回、満員となります。もちろんゲストの方への興味が最大だと思いますが、グランフロントの知名度もその一助であると思います。なにしろ、「グランフロントのセミナールームを見たかった。」と言って参加する方もいらっしゃるほどです。
 いままで、18回のJIDAサロンを開催しましたが、グランフロントを利用し始めてから、集客は圧倒的に楽になりました。Facebookで告知後に、半日で定員に達した事もあります。
 また、このセミナールームの特徴として、「飲食可」があげられます。JIDAサロンでは、講師・参加者とも、アルコールも軽食もOKとし、終了の頃には数人の方がほろ酔いとなります。この事も「緩やかなセミナー」に貢献しております。  Responsive image  

 

■持続可能な活動へ

 

 ともあれ、グランフロントを利用する様になってから、JIDAサロンの運営は劇的に楽になりました。私は以前から、ブロック活動は「業界の為、JIDAの為、ブロックの為」という義務感で行うのではなく、まず担当者自身が楽しむべきであると考えております。そうでなければ、継続的に行う事は無理であり、個人への負荷が大きくなるだけです。実際、私は、「自分の興味のある方に来ていただき、私が聴きたい事を聞く」というわがままなコンセプトで行っております。関西弁でいうところの「オモロイ」(=面白い)から、やっているのです。その事が、JIDAの公報、知名度向上に繋がるならば、それは望むところです。  Responsive image  
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■執筆者
中内淑文(ナカウチヨシフミ) (株)ユニックスデザインオフィス 代表
(株)ユニックスデザインオフィスHP http://www.unix-d.co.jp/

■執筆者略歴
1979年4月 タイガー魔法瓶株式会社 入社 デザイン室配属
1984年3月 同退社
1984年4月 ユニックスデザインオフィス設立

更新日:2020.09.14 (月)